24時間テレビのマラソンはやらせ?車で移動してる証拠は?

24時間テレビのマラソンはやらせ?車で移動してるって本当?はたして真相は!
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毎年行われる24時間テレビのマラソン。

そこで毎年話題になるのは、「24時間テレビのマラソンは実は車やタクシーで移動しているのでは?」というやらせ疑惑。

そこで本記事では、24時間テレビのマラソンはやらせ?車で移動してる証拠は?ということについて調べてみました。

果たして毎年ランナーは本当に走っているのか、はたまた車やタクシーなどを使って移動してるのか証拠や真相はどうなっているのでしょうか。

では詳しく見ていきましょう。

 

24時間テレビのマラソンはやらせ?そう言われる理由や証拠は?

24時間テレビのマラソンはやらせ?そう言われる理由は?

ここでは、なぜ24時間テレビのマラソンはやらせと言われるのかについて理由を調べてみました。

やらせに関する2つの疑惑があります。

24時間テレビマラソンの2つの疑惑
  1. ゴールの時間
  2. マラソンの走る距離

参考として過去10年分のデータを見てみましょう。

2020年の24時間マラソンは今までの形と違った形式になったので除いています。

ランナー 距離 ゴール時間
2019 近藤春菜・よしこ・水卜麻美・いとうあさこ 合計148.78km 20:58
2018 みやぞん 100km 20:45
2017 ブルゾンちえみ 91km 20:48
2016 林家たい平 100km 20:46
2015 DAIGO 100km 20:44
2014 城島茂 101km 20:48
2013 森三中・大島美幸 88km 21:20
2012 佐々木健介・北斗晶ファミリー 120km 20:58
2011 徳光和夫 63km 20:44
2010 はるな愛 85km 20:45

引用:「24時間テレビ」歴代チャリティーランナーまとめ

これらの疑惑について説明していきましょう。

 

ゴールの時間

まず最初のやらせ疑惑として「ゴールの時間」があります。

番組終了間近で、出演者全員でサライを歌っているなかゴールするのが感動的ではありますね。

しかし、上記の表を見てもらうとわかるように、歴代ほぼすべてのランナーのゴールの時間がおよそ21時前後にゴールしていますね。

このように、あまりにも歴代のランナーたちが同じような時間にゴールしていることから、「やらせ」ではないかという声が上がっているもの事実です。

 

マラソンの走る距離

2つ目のやらせ疑惑に関しては、「マラソンの走る距離」になります。

みなおおよそ100kmという距離を走っています。

もちろん年齢や性別で走る距離が違かったり、伴走がついているのでペース配分や休憩時間等をしっかり考慮しながらということはあります。

しかし過去の放送で、途中でありえない速度でゴールまでの距離が縮まっていたりしたこともあり、「車で移動した」だの、「タクシーを使った」だのと噂されるようになりました。

 

24時間テレビのマラソンで車移動したとやらせ疑惑があるランナーは?

24時間テレビのマラソンで車移動したとやらせ疑惑があるランナーは?

では24時間テレビのマラソンで車やタクシーで移動したと「やらせ」疑惑が出ている歴代ランナーは以下の3組になります。

「やらせ」疑惑が出ている歴代ランナー3組
  1. ダチョウ倶楽部(1994年走者)
  2. 西村知美(2002年走者)
  3. 佐々木健介・北斗晶ファミリー(2012年走者)

また、そういわれる要因は一体なんだったのかを調べてみましたので見ていきましょう。

 

ダチョウ倶楽部(1994年走者)

ダチョウ倶楽部」が走ったのは1994年の第17回24時間テレビのことです。

メンバー3人が100kmを番組放送の時間内にしっかり走りきりました。

ただその後、ビートたけしさんがスポーツ紙に「ダチョウ倶楽部が24時間テレビのマラソンで、車を使って移動してた」と暴露!

ビートたけしさんが笑いを取るための冗談だったのかもしれませんが、あまりに反響が大きく、新聞に掲載されるとまたたく間に24時間テレビのマラソンは「やらせ」であるという風に言われるようになってしまいました。

 

西村知美(2002年走者)

次のやらせ疑惑のランナーは、2002年の第25回24時間テレビの「西村知美」さんです。

当時、西村知美さんは女性ながら100kmマラソンに挑戦し時間内になんとか走りきりました。

ただ、その途中でありえないことが起きたのです。

それは、24時間テレビも残り3時間というところで、ゴールまで30kmも残っていたのです。

1時間に10kmペースで走らないと間に合いませんし、長い距離を走ってきた西村知美さんにとってはとても無理なペースだったはず。

ところがそれから1時間後には、なんと残り10kmという状況になっていたのです。

つまり西村知美さんは、1時間で20km走ったことになるのです。

ちなみに、ハーフマラソン(約21km)の女子世界記録は1時間4分なので、もし本当ならとんでもない記録になることがわかりますよね。

そのため、以後の24時間テレビのマラソンは車で移動するなどの「やらせ」疑惑が強く言われるようになってしまいました。

ダチョウ倶楽部さんのときは証拠が無かったので、たけしさんの冗談ですまされましたが、流石に西村知美さんの距離の縮まり方は異常でとても話題になりました。

 

佐々木健介・北斗晶ファミリー(2012年走者)

最後に紹介するランナーは、2012年第35回24時間テレビの「佐々木健介・北斗晶ファミリー」になります。

佐々木健介・北斗晶ファミリーは120kmという距離をリレー形式で番組放送内に走りきり高視聴率を叩き出しました。

しかし、ここでも問題が発生しました。

アンカーである北斗晶さんのとき、ゴールまで残り1.99kmの画面表示だったのですが、3歩ほど歩いたら、いきなりゴールまで残り1.38kmの画面表示になってたのです。

ようは610mワープしたということになります。

その後番組で、この画面の距離縮まりは計測ミスであると説明がありました。

真相はわかりませんが、こういうことがあったのでさらに「やらせ」なんじゃないかという疑惑は強くなっていきました。

 

24時間テレビのマラソンにはやらせ防止の追跡班がいる

24時間テレビのマラソンにはやらせ防止の追跡班がいる

24時間テレビのマラソンのやらせ疑惑に関して、ただ騒ぐだけでなく、実は追跡班なるものが存在しているようです。

やらせの追跡班とはどういうことなのかというと、ランナーと一緒にロードバイクなどで移動して距離をしっかり測っている人たちのこと。

なかなかに執念深いというかすごい根性ですね。

なので24時間テレビの関係者で距離の偽装があった場合はすぐバレてしまいます。

そのためか、近年の24時間テレビのマラソンで車を使ったなどのやらせは聞きませんね。

追跡班の方々がいなくても、近年SNSも発達しているためすぐ車などで移動しているとすぐネット上に拡散してしまうので、もうできないでしょう。

そして、24時間テレビのマラソン追跡班の方々はネット配信もしているので興味のある方は見てみるのも面白いと思います。

 

24時間テレビのマラソンはやらせ?車で移動してる証拠は?:まとめ

24時間テレビのマラソンはやらせ?車で移動してるって本当?はたして真相は:まとめ

本記事では、24時間テレビのマラソンはやらせ?車で移動してる証拠は?について紹介してきました。

そもそもやらせが話題になったのは以下の3人のランナーでした。

「やらせ」疑惑が出ている歴代ランナー3組
  1. ダチョウ倶楽部(1994年走者)
  2. 西村知美(2002年走者)
  3. 佐々木健介・北斗晶ファミリー(2012年走者)

毎年24時間テレビのマラソンはやらせが話題になりますが、近年は「追跡班」がいるのでしっかり走っていることが証明されています。

またSNSも発展しているため、車などで移動しようものならすぐさまネットに広がり大炎上になってしまうでしょう。

とはいえ、ランナーの人たちは一生懸命走っていることには変わりないので、しっかり応援していきましょう!!